頭痛は大きく分けて三つの種類に分けられます。
●群発頭痛　　●片頭痛　　●緊張型頭痛（肩こり頭痛）です。
それぞれの症状と原因を以下に記載します。

群発頭痛

眼の奥の方が、締め付けられるような、痛みを感じます。片頭痛とは違い、我慢することが出来ないほどの痛みが出ます。群発性頭痛の場合、頭部の老廃物の排出が正常に行われていない状態が多いです。首の筋肉の静脈の血流の悪化で生じることが多いです。

片頭痛

目の周りやこめかみの周辺に、ズキズキする痛みが特徴です。女性が最も多いとされ、慢性頭痛を訴える２５％がこのような症状です。片頭痛の場合、頭部への血流が不足している状態が多くあります。首に筋肉の動脈の血流の悪化で生じることが多いです。

緊張型頭痛（肩こり頭痛）

慢性頭痛の７割程度が、緊張型頭痛（肩こり頭痛）といわれています。後頭部が重だるく感じることや、後頭部など激しい痛みを感じることがあります。筋肉の緊張が激しくなると、ぎっくり腰の様な首を動かすことが出来ないほどの痛みにもなります。

緊張性頭痛の場合、首背面の筋肉が緊張し、血流の悪化で生じることが多いです。

頭の部分は肩や首の筋肉と繋がっております。そのため、肩や首の筋肉が凝り固まると、神経が圧迫して頭痛に繋がることが多々あります。また、頭の筋肉が硬くなると頭が圧迫されたような状態になることもあります。天気が悪い日に頭痛になりやすい方は、首肩周りの筋肉の緊張によってそのような現象が起きていることもあります。

頭痛になった際に、薬を飲むことが多いですが、薬は頭痛の症状を一時的にとめることしか出来ません。そのため、原因部分を改善することには繋がりません。その場では痛みが取れたと感じるかもしれませんが、根本的に痛みが出ないからだの状態には全く近づいていません。

頭痛の症状は、長年放置している方も多く、そのうち治るだろうと思い込んでいることも多いようです。しかし、適切な処置を行わないと、一生涯頭痛と付き合っていくことにもなりかねません。

筋肉の緊張から起こる頭痛は首から肩にかけて(特に首の上部がポイント)ほぐして、生理的湾曲のゆがみを改善し、血管系は手技で首の横の動脈の流れを良くして改善します。

症状により肩甲骨の調整をすることや、一人ひとりの症状に合った手技も加えていきます。治療機器で手首、足首につけて全身の治癒促進を促す微弱電流が頭痛に効果が高く、自律神経系の症状を改善するため、頭痛だけではなく不眠、不定愁訴でお悩みの方も効果を実感され、多くの方が頭痛薬を手放されています。