肩は元々いろいろな方向に動かすことができる関節です。その為に肩の構造は複雑で多くの筋肉や靭帯で支えられています。

肩や首まりの筋肉が固まったり日常生活での不良姿勢が長い期間続くと本来の肩関節の動きが出来づらくなっていきます。その結果、一部の筋肉に過剰な負荷がかかり、結果として慢性的な症状に繋がってしまいます。さらに、首・背中・腰、股関節などの影響で、肩の動きに制限があることもあります。

痛みが強いからといって安静にしすぎるのも痛みが長期化していく一因です。
大事なのは、本来の関節の機能を回復させ、負担になっている筋肉の緊張を取り除いていくことです。

肩や背中、首などに炎症を起こしている場合やいわゆる凍結肩と呼ばれるような強い拘縮や痛みのある場合などは、微弱電流や超音波治療器を併用することで早期の回復を図っていきます。

動きを改善していくうえで、肩の動きを妨げている筋肉にもアプローチをていきます。また、当院では独自の評価法に基づく骨格矯正プログラムで五十肩の症状に対してのみでなく、骨を支える深部の筋肉の治療を行い、カラダの土台となる骨盤、骨格全体を整え、骨の上に骨がしっかりと乗るという姿勢バランスの良い姿勢を作っていきます。

痛みの根本の原因を患者さん自身と共有し合いながら、辛い腰痛が元に戻らないカラダを一緒にめざしていきます。