同じ姿勢で寝たり、ソファなどで長時間ムリな姿勢で横になっていたりすると、寝違える事があります。しかし、寝違えの原因は同じ姿勢、ゆがんだ体勢をとったからといって必ず起こるとは限りません。

例えば、赤ちゃんが、首が曲がった体勢で寝ていても痛みを発症することはありません。それは首の筋肉や関節の柔軟性が関わっているのです。つまり、寝違えの根本的な問題としては、首や肩の周りの、筋肉や関節の柔軟性が失われていることが原因にあります。

筋肉や関節の柔軟性を取り戻すためには、身体全体のバランスを整え、首の位置を負担のかからない正常な位置に戻し、首・肩まわりの筋肉や関節を調整することで痛みが出ない状態にしていく必要があります。
首の状態を自己の判断でマッサージやストレッチなどを行い、さらに症状を増悪させてしまう事もあります。

寝違えの症状は何度も繰り返し同じような症状を訴える方が多くいらっしゃいます。原因としては、首肩周りの筋肉の柔軟性の低下だけでなく全身の筋肉や関節の動きが悪くなっている可能性が非常に高いです。

痛みの症状を一時的なものとして考えてしまうと年齢とともに背骨の変形などのリスクを高まっていきます。

患部の首肩周りの筋肉の柔軟性を取り戻す筋肉調整や、本来の骨の上に骨がしっかりと乗るという正しい姿勢と日常生活での身体の使い方を取り戻せるように、全身から検査し根本原因を見つけて施術していきます。
そして寝違えを繰り返さない為に姿勢や動作の指導も行っています。